日常に出現する異空間

以前、自宅の隣家が建て替え工事していたある夏の夜の事。

その日は、ちょっと遅い時間の帰宅でした。

シャワー後に帰宅途中で見た月が綺麗だった事を思い出し、月でも眺めて癒されようかと、ベッドルームにある隣家がわの窓を開けた

次の瞬間っ！

思わずゾっとしてカーテンを閉めました。すごい勢いで。


なんだった？　今の・・・・？？
もしかして、見てはイケないモノ？？

私の見たモノとは、半壊状態の隣家の塀から
今にも私の敷地に移ろうとしているかのような
手の影が多数。　　


お盆も近いしな〜、とゾワゾワしながらも
改めて、そ〜っとカーテンを開けてみました。


やっぱいる！！たくさんいる！！！


オバケっぽいのが大勢でこっちに向かっている！！
と、思ったのも束の間。


よくよく見ると、多数の軍手が塀に掛けられて干されていたんですよ。
工事現場の作業員が明日も気持ちよく作業できるように、と思ったんでしょうね（笑）


長らく、読んで頂きながら、こんなオチで申し訳ない（笑）

と、いう事で日常に突如出現する異空間的なシーンが収められた画像がありましたので、ご覧頂きたいと思います。



何気ない風景にも歪んだ視点　空間が忍び寄る